情報統融合チーム
リーダー 廣井 慧 京都大学 防災研究所 准教授
情報統融合チームでは、洪水がどれほど進むと情報が届きにくくなるのか、それは何が原因なのかをサイバーフィジカルシステムというしくみの情報統融合基盤を開発して探り、予測情報がより浸透される社会を作ります。
はじめに私たちがこれまでに開発してきた災害が起きた場合の社会をコンピュータ上に再現する技術を使って、より現実に近い仮想社会を作ります。そして、そのうえで仮想の洪水を発生させ、予測情報をカスタマイズして、提供するタイミングに応じて予測情報をどのようにカスタマイズすれば人々に伝わるのかを検証します。予測情報を正しく理解して行動に移してもらうためにはどのような情報提供が望ましいのか、社会変革チームの開発する実践的な治水・防災計画や対応策を取り入れつつ、効果的な情報提供手法を開発します。